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とだ的漫画の作り方 Archive

ペン入れ完了〜!\(>▽<)/

ようやくキャラのペン入れが終わった〜!!\(>▽<)/
試しにペン入れした人数をざっと数えると、
456人!!
全部で46pなので1ページあたり平均ほぼ10人!
そりゃ時間かかるわ(^^;)
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ああ、たまには大ゴマばんばん飛び交う漫画が描きた〜い!!

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ペン入れ

下絵が完成したらペン入れです。
090526-1
そうは見えないかもしれませんが、入稿するときはデータで渡すので、
原稿はパソコンで仕上げます。

使うソフトはCOMIC STUDIOPhotoshop

コミスタは漫画を描くのにすげぇ便利なソフトで、使いこなせればネーム・下絵・ペン入れ・ワク線・背景、全〜〜部パソコン上で作れます。

…が、勝之介はいまだにコミスタで上手にペン入れできません(^^;)
と言うか、パースが必要な背景と3Dデータ以外はほとんどPhotoshop。
(Photoshop2.0から使ってるんでついそっち使っちゃうんよね〜)

なのでペン入れ作業はGペンで紙に描いてます。
あんな下絵に直接ペン入れはできません。
コピーした下絵を新しい原稿用紙の裏に貼って、透過台を使ってペン入れします。 原稿用紙がもったいなくもありますが…
下絵の筆圧がやたら強くて、ペン入れ後の消しゴムかけがすごく大変なんです。なかなか消えないんだコレが(^^;)
鉛筆線の上にインクがのらない感じもあるし。
「てんこ」になってからあまりアシさんを使わないので、自分でその作業をやるのがイヤでそうしてます。

…ただ、このやり方をするようになって、すげぇ目が悪くなりました(T_T)
ああ、LEDのライトテーブルが欲しい〜

090526-2
ペン入れのとき、ふきだしや書き文字(擬音)は別の紙に描きます。
なんでかって言うと、原稿が完成した後でもセリフを短くしたり、ときにはまたまたコマ割を変更したりすることがあるので、ふきだしが別になってる方が修正しやすいからです。

同じコマでも手前のキャラと奥のキャラを別の紙に描いたりして、
パソコン上で重ねていきます。

以前ある編集さんから
「とださんの漫画の描き方って工作みたいですね」
って言われたことがある。
その頃はデジタル仕上げじゃなかったから、ストーリーの組み立て方についてコメントされたんだと思うけど、
今のこういう作り方からも、 「とだの漫画≒工作説」は正しい気がするね(笑)

原稿読み込みを待つ時間に書いてます。

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下絵完成

数日前ですが、ようやく下絵ができました。
前の「下絵の作り方」で書いたような作り方をしてる上に、切り貼りしたり、コピーを貼付けたりしてるもんだから、かなりボリュームアップしてます。
090522-1
左が出来上がった下絵の束。右は何も描いてない原稿用紙。
どっちも同じ45p分です(^^;)

090522-2
微妙に拡大、縮小などコピーして貼付けてます。
一発で思ったとこに思った絵が描けるといいのになぁ(;´.`)-o

この段階で編集部とアドバイザーのさっく〜さんに下絵をFAXして、最終ネームチェックしてもらいます。
編集さんからは、セリフのチェックなど細かい修正を言われたりします。
さっく〜さんからは、ストーリー中で「この作り方はおかしいよ」って指摘されることもあり、時には数ページに渡って描き直す場合もあります。
ネームの段階でチェックしてもらえばいいのですが、あんなネームなので、「ゴメン!あれはオレには読めない」と言われるのでやむをえません(^^;)

そうこうしてようやく下絵が完成!いよいよペン入れなのですが…
こんな下絵で大丈夫なのか!?

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下絵の作り方

下絵作業中です。
ネームが終わった後、下絵に入る前にやることがあります。
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机の前にたくさんのテープ貼ってはがせるテープを準備。

ネームのコピーのセリフの部分を切り抜いて
写植的なものを作ります。

090430-1
すっごい手間がかかるようですが、スタンプ作りで鍛えたカッターさばきで、割りと簡単にやっちゃいます。
作った写植はネームの原版に貼っておきます。

んで、原稿用紙のセリフの入るところに貼り込みます。
このとき超おおまかな絵のあたりいれつつ、
最終的なコマ割りを決めていきます。やっとかよ!
実はコレが他の人で言う ネーム最終稿にあたるものだと思います。
090430-2
なんでこんなことやるかと言うと、とにかく絵を描き直すたびにセリフを何度も書き直さないといけないのが耐えられないからなんです。
下絵の段階でもコマ割りを変更するし、いまだに
思った位置に思った絵が上手に描けないってのも理由の一つです(^^;)

それから絵を描く時は絵だけに集中したいって言うのも大きいですね。

そんなわけで、とだの原稿は
下絵の段階で写植が貼ってあります(笑)

さらにこの後切り貼りだらけの下絵が作られて行きます。…つづく

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こんなネームで…長文です

090423-1
今朝もファミレスでネームの直しをやってました。

●昨日の打ち合わせ。
最初の20分くらいは編集さんがネームを読むのを待つ。
30分くらいの雑談の後

編T「それじゃそろそろ本題に入りましょうか。
こことここをもう少しこうして…

(などと気になった細かい部分を数カ所指摘)
あとはだいたいこんな感じでいいと思います。」
と「それじゃここは?
(指摘された部分をもう少し詰めた後、納得)
編Y「ボクが気になったのはここだけで
(もっと印象度をUPするよう1カ所だけ指摘)
あとは問題ないんじゃないでしょうか」
と「なるほど(納得)
編Y「じゃああとは下絵でもらえばいいってことで…」
と「ええ〜〜!?なんかまだゴチャゴチャしてるところがあると思うんですけど…カットした方がいいとことかないですか?」
編T「いや〜いつもネームでゴチャついてても下絵のときには読みやすくなってるから大丈夫でしょう(笑)」

この間約15分!
編T「とださんがどうしても気になるようでしたらもう1稿やってもらっても構いませんよ。FAXで送ってもらうだけで大丈夫ですから」

え〜どうしても気になるようだったので、今朝もう1稿やったわけです(笑)
さっきFAXを送ったので、そのうち折tel来ることでしょう。

昨日のブログで「入れたい要素を思いつく限り入れた」ものを「その雑然とした中から、今回入れるべき要素を絞り込んで、読みやすい形にシェイプアップ」していく…と言う手順だと書きました。
が、 もっとアバウトな感じでした!(笑)

●えっと、なんでこうアバウトなのかと言うと、とだのネームはもとからかなりアバウトで、下絵の段階、ペン入れの段階、ヘタしたら原稿が完成してからでも平気でコマ割りやセリフをいじくるからです。
「任せても最終的には読めるものができるから」と信用されているのか?それとも「これ以上やっても時間かかるだけだから」あきらめられてるのか?
編集さんもキッチリしたネームを無理に求めてきません。

とだのネームはこんな感じです。以下かなり長文です。
090423-2
最初の写真とかわりませんね(^^:)
【第1段階】
写真左の紙は、B4用紙を16分割したもので、1枚に16ページ分の話が詰まってます。
月マガでは毎回45pが標準なので、このメモが3枚くらいになります。
ネームの最初の段階で、今回の話を箇条書きにしたあと、頭の中でだいたいのストーリーを練ったあと、それが何ページくらいになるか、大まかなコマ割りをメモったものです。
このとき、細かいセリフ回しや演出などはぶっ飛ばして、とにかく一気にストーリーの最後まで書ききります。
このサイズなら途中で「あ!このネタはもっと後回しにした方がわかりやすい!」とか思ったときも、矢印で後半に引っ張ったり、×で消してもう一度書き直しても大した労力になりません。
それでもストーリーの最後まで書ききると、漫画を1本描き上げたくらい脳みそが疲れてヘトヘトになります。

【第2段階】
写真右の紙は、B4用紙を4分割したもので、1枚に4ページ分の話が詰まってます。
ここではある程度の絵を入れて、セリフをわかるように書き込みます。
なんで小さく描くかと言うと、書き直すときに消しゴムで消すのがラクだからです(笑)
単なる横着のようですが、そう言う気楽さがあるから「あ〜!このネタ入れるんだったら前の方から書き直さなきゃ!」なんてことがあってもスッパリ書き直す決断が簡単です。
相当練り直す場合はまた16分割メモで何ページ分にも渡ってコマ割りし直します。

編集さんにはこの段階のネームを見てもらってます。
前は普通にB4用紙に1見開き(2p)のネームを描いてから見せてましたが、
「すいません…まだ話が混沌としてるんですが、なにがしか書き出したものがないと伝えられないんで、ネームの前段階なんですけど見てもらえませんか?」と、恐る恐る見てもらいました。
とだも、たぶん編集さんも、「これは正式ネームの前段階だから」と、これをたたき台に気楽に好き勝手に意見交換します。
導入部分だけ活かして、中身をまるっきり変えることもあります。
連載第1話のネームだと、この段階のネームを5稿、6稿、7稿…と延々続きます。

ちなみに写真のネームは次回の話の第1稿で、工作部分で未確定なところは説明文で書いてあります。(そんな状態でも編集さんに見てもらいます)

【第3段階】
そして4分割ネームで何稿か重ねて、ある程度かたまってきたら「今度はどんな絵かわかるように」
と言うことで、B4に1見開きのネームに、ちょっと丁寧な絵を入れたものを描きます。
それがクリアされると「じゃあこことここは下絵のときに修正してもらうと言うことで」と、OKになります。

連載第1話のときは、編集会議にかかったりするのですごく丁寧に(自分としては)描きました。
当然すごく時間がかかりました。
でも、2話目以降は各担当さんに裁量が任せられているので、もっとラフな状態でも見てもらえます。

【今はこんなネームで…】
なんだかすごい手間のかかる方法ですよね?
わしもそう思う!
で、一度カゼなどでスケジュールがかなり厳しくなったときに、
「今回だけでいいですから、4分割ネームでOKもらえないでしょうか?(ゲホゲホ)」
と恐る恐る提案してみました。
「しょうがないですね」と言う感じで承諾してもらいました。

その次の回はちゃんと4分割がある程度進んだところで2分割版を書いて見せたのですが、
「あ、大きい版のネームですね!」とビックリした様子。

その次の回、わずか2稿目でOKが出る。
と「じゃあ次は大きい版のネームですね?(ちょっと気が重い)」
編「いやぁもうこのまま下絵でいいっスよ」

\(>▽<)/
とだの横着省エネネームが市民権を得たのでした!

…いや市民権って言うより、やっぱり編集さんがあきらめたんでしょうね。
大きい版に描いても大して丁寧じゃないし。下絵でどうせ勝手に変更しやがるし。
何より大きいネームに書き直すだけで、2〜3日よけいに時間がかかるのがねぇ(^^;)

と言うことで、今回のネームも4分割サイズです。
そのサイズだから打ち合わせの翌日に次の稿ができるわけです。
さっき編集部から電話が入り、いくつかの修正点を指摘されて
「じゃあ次は下絵で」と言うことになりました。
4分割サイズ、ネーム第3稿でOKです。

昨日の打ち合わせでため息まじりに
編T「このサイズのネームも見るのに慣れて来ましたよ」

折tel待ってるうちに長くなりましたが、
次はとだの 特殊な下絵の進め方を報告します(笑)
下絵と言う名のネーム第4稿とも言えますが(^^;)

あ、今思い出しました。 「あきら翔ぶ!!」を描いてた20年くらい前は、一時期B4の紙に1P分のネームを描いてた時期がありました。
「のびのび描ける!」と思ったのですが、紙が大きいと逆に安心してコチョコチョ細かいセリフをたくさん書いてしまうので、原稿になったときウザいと言うことですぐにやめましたが…
そう、 小さいネームだと、原稿になったときゴチャゴチャ度が緩和されると言うメリットもあるんだった!
プレゼンで一番のウリになる部分を忘れちゃいかんやん(^^;)

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スタイル

090422
3日連続でジョナサンのスクランブルモーニング¥598です。
今日は朝6時からジョナサン。
昨日はジョナサン→ホームセンター島忠のハシゴでした。
おかげでようやくネーム第2稿完成。
午後3時から編集部で打ち合わせ予定です。

前回のネームは、細かいところは説明文にして、おおまかな話の流れだけを描いたものでした。
今回はその流れを念頭に、入れたい要素を思いつく限り入れた感じです。
ここまでがスムーズにできると、もう一息って感じです。
あとはその雑然とした中から、今回入れるべき要素を絞り込んで、読みやすい形にシェイプアップして行きます。

長年この仕事をやってると、自分の特性がどんなで、どこが得意でどこが苦手かわかって来ます。
とだの場合、アイデアはたくさん思いつくけど、その中でどの要素が今回の話で重要か?どのアイデアはなくてもいいか?と言う、全体を見渡した上での構成が苦手なんだとわかりました。
そう言うところは悪あがきせず、編集さんに頼ることにしています。
「編集と作家には役割分担があるんだ!」と思うようになってずいぶんネーム作業がラクになりました。
本当はそう言うところも苦労して自分で練り上げた方が、作家としての力量もUPするのかもしれませんが…
「まぁ映画だって監督、脚本、演出、etc…と役割分担してることだし」と開き直っています。
編集さんと雑談が7割の打ち合わせをしたり、アドバイザーに無理難題を投げかけてみたり、たくさんの人とわいわいやりながら進める今のやり方が、より発想が広がるし楽しくて好きなんです(^^)

でも本当の理由は、自分一人で深いところに入り込むと、出てくるものが突飛すぎて他の人から共感を得られないことが多いからなんですけどね(^^;)
中途半端な状態でもネームを見てもらって打ち合わせをお願いするのは、あまりに突飛な方向へ外れすぎていないか?ときどき確認しないと心配なのかもしれませんね(笑)
そう言うやり方を容認してくれている周りの皆さんに感謝です。

さて!今から少し仮眠を取って、気力充実して打ち合わせに向かおう!
おやすみなさ〜い

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