- 2009-05-26 (火) 2:54
- とだ的漫画の作り方
下絵が完成したらペン入れです。
そうは見えないかもしれませんが、入稿するときはデータで渡すので、
原稿はパソコンで仕上げます。
使うソフトはCOMIC STUDIOとPhotoshop。
コミスタは漫画を描くのにすげぇ便利なソフトで、使いこなせればネーム・下絵・ペン入れ・ワク線・背景、全〜〜部パソコン上で作れます。
…が、勝之介はいまだにコミスタで上手にペン入れできません(^^;)
と言うか、パースが必要な背景と3Dデータ以外はほとんどPhotoshop。
(Photoshop2.0から使ってるんでついそっち使っちゃうんよね〜)
なのでペン入れ作業はGペンで紙に描いてます。
あんな下絵に直接ペン入れはできません。
コピーした下絵を新しい原稿用紙の裏に貼って、透過台を使ってペン入れします。 原稿用紙がもったいなくもありますが…
下絵の筆圧がやたら強くて、ペン入れ後の消しゴムかけがすごく大変なんです。なかなか消えないんだコレが(^^;)
鉛筆線の上にインクがのらない感じもあるし。
「てんこ」になってからあまりアシさんを使わないので、自分でその作業をやるのがイヤでそうしてます。
…ただ、このやり方をするようになって、すげぇ目が悪くなりました(T_T)
ああ、LEDのライトテーブルが欲しい〜
ペン入れのとき、ふきだしや書き文字(擬音)は別の紙に描きます。
なんでかって言うと、原稿が完成した後でもセリフを短くしたり、ときにはまたまたコマ割を変更したりすることがあるので、ふきだしが別になってる方が修正しやすいからです。
同じコマでも手前のキャラと奥のキャラを別の紙に描いたりして、
パソコン上で重ねていきます。
以前ある編集さんから
「とださんの漫画の描き方って工作みたいですね」
って言われたことがある。
その頃はデジタル仕上げじゃなかったから、ストーリーの組み立て方についてコメントされたんだと思うけど、
今のこういう作り方からも、 「とだの漫画≒工作説」は正しい気がするね(笑)
原稿読み込みを待つ時間に書いてます。