2011-04

仙台空港に「元気の出る絵with紙飛行機」を送ろうと言う計画ですが、
一昨日発案者の戸田拓夫さんより連絡が入り、
想定した以上に大きな絵がたくさん集まったこともあり、
現在大規模な内装工事中の仙台空港には15枚全部を貼るスペースがないと言うことが判明しました(^^;)　

「5枚くらいなら」と言う提案もあったそうですが、みんなで描いたものをバラバラに展示するわけにはいきません。
せっかくたくさんの漫画家さんにお願いして素晴らしい作品を描いていただいたのに、
このままでは仙台空港が復旧するまでお蔵入りになってしまいそう。

「勇み足だったかなぁ…」と、思っていたところに、福島空港にも展示したいと言う話が持ち上がりました。
福島も同じく震災と、そして原発事故による避難生活を続けている方々がたくさんおられます。

絵を描いてくださったみなさんに確認したところ、より多くの人に元気を送れるならばと、ご賛同くださいました。

と言うわけでみなさんの思いを込めたイラストたちは、しばらくの間福島空港に展示していただいてから、復旧した仙台空港へ送るという計画に変更することになりました。

明日、とだも戸田拓夫さんとともに福島空港へ行きます。
また報告します。

福島のみなさんにも元気が届きますように。
宮城のみなさん、ごめんなさい。もうしばらくお待ちください。

そして…岩手のみなさんにも見てもらえるといいなぁ…

被災地の子供たちに、漫画とともに元気を送ること。
それが漫画家として一番やりたくて、一番役に立つ支援だと思います。

戸田拓夫さんの支援の際にも送らせていただきましたが、
今回は漫画限定の支援と言うことで、より有効に必要としているところへ送られると思います。
このような企画が大々的に行われて本当に嬉しいです。
「あきら翔ぶ!!」「DANDANだんく」「Mr.釣りどれん」「ホームセンターてんこ」など、67冊送りました。　どれも読めば笑顔になる作品ばかりだと自負しています。

半年ぶりに草野球！
今年はチーム創立20周年と言うことで、ユニホームを新調しました(^^)

2試合とも猛打爆発でごきげんの打ち上げで、勢いに任せてお札を募金した人の分も含めて￥3,790の募金が集まりました。
赤十字の募金が終わる9/30まで続けようと思います。

(792×1085mm)
先日このブログでも書いた、東日本大震災の後、いち早く被災地に支援物資を運ぶ活動をされた日本折り紙ヒコーキ協会会長の戸田拓夫さんから
「仙台空港にかざる大きい絵を描いて欲しい」
と言う依頼がありました。
とだ一人で中途半端な大きさの絵を描くより、
知り合いの漫画家さんに声をかけてみんなで仙台を応援するほうがいいだろう
と言う事で、Twitterとメールでお願いしてみました。

お題は 「元気がでる絵with紙飛行機」

カラー・モノクロ問わず、「なるべく大きい絵で」と言う規格で、最初に発信したのが4/19。
戸田拓夫さんが次回仙台に行かれるのが4/28〜29と言う事で、
〆切は4/25にとだのところに届くように！と言う厳しい日程にも関わらず、
みなさん本当に素晴らしい絵を描いて下さいました！＼（＞▽＜）／
お忙しい中、みなさま本当にありがとうございます！！

到着順にこのブログでも紹介させていただきます。 ※追加到着次第順次更新致します

※2011/4/25追加
【西川伸司先生】
平成ゴジラのキャラデザや、「YAT!安心宇宙旅行」の西川先生とは、月マガで「土偶ファミリー」を連載されていたときから仲良くしていただいてます！
こ…この絵は！！桂さん美しい！！（*￣▽￣）　ありがとうございます！
(790×1092mm)

【川石テツヤ先生】
「平成ゴジラ」のコミカライズなどを手がけられた川石先生とは、「DEAR BOYS」の八神ひろき先生のところへアシスタントに行ったときに知り合いました。
おお〜！すごく賑やかで楽しさいっぱいの絵です！ありがとうございます！
(600×830mm)

【川石コトハ先生】
そして、お父さんの仕事ぶりに刺激を受けた川石先生の娘・コトハさんもイラストを描いてくれました。
今回の趣旨とは離れますが、これをきっかけに、子供たちの紙飛行機の絵が集まるのもいいなと思いました。コトハさんありがとう！
420×590mm)

※2011/4/24追加
【たくじ先生】
「メテオさんストライクです！」のたくじ先生とは「マガジンイーノ」でご一緒させてもらってました。
たくさん届いたイラストの中で、小5の息子が1番反応してました（笑）ありがとうございます！
郵便で届いたとき、少し角が折れてました(T_T)
(270×380mm)

【岩本佳浩先生】
「ロックマンＸ」の岩本先生とはコミックボンボン連載中、サイン会で一緒に台湾に行ったりした間柄です。
力強くてカッコいいイラスト！仙台の子供たちに元気を！ありがとうございます！
(610×860mm)

【石田敦子先生】
「球場ラヴァーズ」石田先生のCARP愛に号泣したとだがTwitterで声を掛けさせていただきました。
ああすごい！キュートで夢の広がる絵だ！ありがとうございます！
(752×890mm)

【杜野亜希先生】
「屍活師」「Dの女」「神林＆キリカシリーズ」の杜野亜希先生は大学漫研の後輩さん。一時アシスタントしてもらったり、とだの漫画にゲストで描いてもらったりしていました。
この方のカラーは美しい！どうして模造紙にも通常の原稿と全く同じに描けるのだろう？ありがとうございます！
(790×1092mm)

※2011/4/23追加
【あおきけい＆みかまる先生】
「戦え!?バトンQ」を連載されているとき、コミックボンボンでご一緒してました。
わ〜！わ〜！かわいい〜〜（*￣▽￣）　見たらきっと笑顔になります！
これを見たときのわたしの笑顔はデレりすぎてとても見せられません（笑）ありがとうございます！
(560×780mm)

【松田未来先生】
Twitterで知り合ってお誘いしたところ、賛同してくださいました！
「V&W～航空機再生株式会社～」「天空少女騎士団」など、松田先生の描く飛行機は美しい！そしておねいさん方も美しい（*￣▽￣）
今回のイラストでも紙飛行機がズバ抜けて美しい！ありがとうございます！
(730×1032mm)

【きむらひろき先生】
「コングルGood」を連載されていたとき、コミックボンボン誌上でご一緒していました。
とってもかわいいデザイン！キャラグッズが作りたくなります！ありがとうございます！
(790×1090mm)

【河本ひろし先生】
「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」の河本先生とは今年初めのボンボン同窓会で酌み交わした間柄です。
おお〜！はじける可愛さ!素敵です！！（*￣▽￣）ありがとうございます！！
(546×787mm)

※2011/4/22分
【長月みそか先生】
「少女素数」（まんがタイムきららフォワード）連載中。
素敵な書評を発信されているたまごまごさんのご紹介で、すぐに描いてくださいました。う美しい！！ありがとうございます！
(755×1035mm)

【ときた洸一先生】
現在「ガンダムエース」で活躍中のときた先生とは「がんばれドモンくん」等コミックボンボンでともに連載していました。
元気いっぱいだ！ありがとうございます！
(610×860mm)

【こうの史代先生】
「夕凪の街　櫻の国」「この世界の片隅に」のこうの先生は大学漫研の後輩さん。一時期アシスタントをしてもらったこともあります。模造紙いっぱいに描いて下さいました！素敵だ！ありがとうございます！
(786×1087mm)

【能田達規先生】
「おまかせ!ピース電器店」「オレンジ」の能田先生も大学漫研の後輩さん。
急なお願いにもかかわらず、うわ！完璧なポスターだ！！ありがとうございます！
(790×1093mm)

【志賀伯先生】
「四稲家の人々」（月刊マガジン）の志賀伯先生。Twitterでのお誘いにのってくださいました！
RedBullの大きさと比べても…な、何という気合いの入った絵！！「モノクロですみません」と気にしてましたが、全然見劣りしません！翼を授かってます！ありがとうございます！
(787×1090mm)

おお〜！こうして並べると、本当にすごい！
これだけの絵が飾られるとなると、これを見に行く目的で観光客が増えるかもしれませんね！(^^)

…しかし…こうして並べられるととだの絵がずいぶんと手抜きに見えますね…(^^;)
いや！いいんです！東北を応援する気持ちは同じです！！
東北の窓口仙台空港から、被災されたみなさんに元気が届くことを祈ってます！

展示場所・期間など正式に決まったらまたここでご報告致しますので、是非東北地方へ行って現地でたくさんのお金を使って、
みんなで復興支援していきましょう！！

4/９に開催された「釣り人による義援金フリマ」では、
２５万６４３７円の義援金が集まったそうです。
とだも協力できてよかったです。詳細はこちら→集計速報
後は一日も早く被災知で苦労されてる方に届くことを願います。
　

4月6日、春休みの最後に家族でふらっと花見に出かけました。
近くの酒屋さんで東北地方のお酒を探して目についたのがこのお酒。
「浦霞」の醸造元、株式会社佐原の季節限定のお酒「春酣（はるたけなわ）」
たまたま手にしたお酒でしたが、口当たりが良く、とても春らしい美味しいお酒でした。

毎年この時期は花見客で大賑わいの公園なのに、平日とは言え、夕方にかけてもほとんど人がいなくて、
我が家の4人と友人一人を入れても10人くらいしかいない寂しい花見でしたが、「春酣」を呑んでとてもスッキリした気持ちになれました。

こんなことは初めてだったので、蔵元の佐原さんにお礼のメールを送りました。
すると、きっとまだ復旧作業で大変な中、ご丁寧にお返事くださいました。
「東北のためにも自粛なんかせずに花見しよう！」って言うのはひょっとしたら非被災地の勝手な理屈なのかも？との思いもあったけど、
「自粛だけでは前に進めない」と言われました。
「春酣」でお花見したことを「社員全員の今後の頑張りに繋がります」ととても喜んでくださいました。
逆に「東京も大変なのに」とこちらのことまで気遣ってくださいました。

震災後もいつもと変わらぬ笑顔だった嫁さんが、
「ここ何日かでやっと気持ちが前に向いた気がする。
　思えば『春酣』を呑んでからな気がする」
と言った。
わしも震災から今まで、やっぱり少なからず続いてた動揺した気持ちが、ようやく「無理せず前向きに」なれた気がする。　余震は続いてるけど、自分の仕事に集中できるようになってきた。
「春酣」ありがとう。

被災地のみなさんにも無理せず前向きな気持ちになれる日が訪れることを切に願います。

昨日「釣り人による義援金フリーマーケット」に出店してきました！
会場は昨年来参加してきたいろんなイベントの中で、一番狭かったですが、
結構な人口密度で、すごく暑かったです。

このイベントでは、東日本大震災で被災された方への支援として、
売上金の10％を（財）日本釣振興会を通じて日本赤十字社へ寄付することになっています。
が、それとは別に自分でも寄付しようと、募金箱を設置しました。

＜ルール＞
「Mr.釣りどれんEX vol.0」「増刷への道+」（ともに￥500）「てんこEX」（￥300）を販売していますが、
（１）どの本でも売れたら1冊あたり￥50を（財）日本釣振興会に寄付する。
（２）「Mr.釣りどれんEX」が売れたら1冊あたり￥150、「増刷への道+」「てんこEX」が売れたら1冊あたり￥50を自前の募金箱に入れ、後日日本赤十字社へ寄付する。

まぁしかし、今までのイベントと違って、格安の釣りグッズを目当てに集まった人たちなので、リールやルアーのお店にはもの凄い人だかりですが、
ウチのブースは人来なかったですね〜(^^;)
息子が手伝いに来てたのですがヒマだったので、同級生のお父さん（元トーナメントプロ！）のお店を手伝ってました(^^;)

↑ウチのブースの余ったスペースもルアー売り場に使っていただきました

他にチャリティーオークションも行われ、数々の釣りグッズに混じって、とだもBASS GET CLUBジャケット→こんなのと、世界に108コ限定 （そのうち1コは淡路島の野池に沈んでいる）のミスつりソニックを出品しました！

結果、ジャケットは￥2,500、ミスつりソニックは￥3,000で落札され、その全額を（財）日本釣振興会の義援金に寄付しました。

最終的に「Mr.釣りどれんEX」が22冊、「てんこEX」「増刷への道+」が2冊ずつが売れ、￥1,300を（財）日本釣振興会に、そして＜ルール＞に従い募金箱に入れたお金+お客さんが個人的に募金箱に入れてくれたお金=￥5,249を日本赤十字社に寄付することになりました。

本来こういうのは黙って寄付する方が男前だと思いますが、
とだの場合、みなさまのお買い上げによって支えられての寄付なので、なるべく公表しようと思います。
たくさんのご協力本当にありがとうございました！

イベントは11〜19時の予定でしたが、夕方5時くらいになるともうみんな欲しい物は買いつくし、出店者同士の交流や、在庫のたたき売り状態になりました。
息子と、息子の同級生（小5男子たち）はあちこち回っては安いタックルやルアーを買ったり、タダでもらったりしていました(^^;)
すいませんみなさん、ありがとうございました。
売り子で行ったハズが、終わってみればロッド4本、リール5コ、ルアー多数が我が家に来るハメに！

一部はとだの漫画の資料用ですが、ほとんどは息子のもの(^^;)
だって〜ロッドとリールのセットで￥1,000とかで売ってるんだもん。

イベントにはバスプロの茂手木祥吾さんや、「龍馬伝」の土方歳三・「てっぱん」の根本コーチ役をやった俳優の松田悟志さんも来られてました。

どうりで異様なほど女性のお客さんが多かったわけです。
松田悟志さんは絵も達者で、ブラックバスの色紙をたくさん描いてチャリティーされてました。

「すごく釣りが好きなんだぁ」と思ってたら、帰宅後の深夜、たまたまつけた釣りビジョンで番組のパーソナリティされてるじゃないですか！（めちゃデカいバス釣ってるし！）
子どもがテレビを占領するようになって、なかなか釣りビジョン見られずにいたので、不覚にも知りませんでした(^^;)　大変失礼しましたm(_ _;)m

そんなわけで、被災地支援が目的のイベントでしたが、楽しく過ごさせていただきました。 支援することが全然苦にならない、素晴らしいイベントでした。
まだまだ直接的な物資の支援などが必要な方がたくさんいるときに、少し遠回りではありますが、長く支援を続けるには「苦にならない」と言うことも大事なポイントだと思います。

市販のコミックスを販売したコミティアや、物作りイベントほどの部数は出ませんでしたが、それでもたまたま会場に来られていた「昔釣りどれんメチャメチャ好きでしたよ！！」「全巻持ってました！」と言う当時のファンの方や、Twitterやブログで見て「Mr.釣りどれんEX」だけが目的で来られた方など、たくさんの方と交流できて、とても嬉しかったです（＾＾）
ご来場くださったみなさま本当にありがとうございました！

生まれて初めてこのキャラのサインもしました（笑）