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2011-09-27

仙台空港

9/23〜24、仙台空港でサイン会&漫画家大喜利やってきました!
たくさんの方に来て頂いて、本当にありがとうございました!

素人の運営でバタバタしながらも、どうにか盛況のうちに終わることができました。
書きたいことはたくさんあるのですが、大体の流れはときた洸一先生の奥さんがイベント中実況ツイートしたものを、西川伸司先生がまとめてくださったこちらを見てもらえればと思います。→元気が出る絵with紙飛行機in仙台


1つだけとても心残りなことがありました。

「あきら翔ぶ!!」の大ファンだと言うそのお客さんは、
自宅を津波で流され、ご家族を亡くされたそうです。

「『あきら翔ぶ!!』も津波で流されたんです。でも大好きな作品なんでまた集めようと思います」と言われました。
そして「これからも応援しますから頑張ってください!」と言って差し入れにお菓子まで置いていってくださいました。

そのとき、通りいっぺんのお見舞いの言葉だけでなく、「ウチにまだ『あきら翔ぶ!!』あるから送りますよ!」と言う言葉が出なかったことが心残りで仕方ありません。
「会えて嬉しかった」と笑顔をみせてくれたその方に、「あきら翔ぶ!!」をもう一度読んでもらいたかった!そして心から楽しんでもらいたかった!

その方が、果たしてこのブログを見ることがあるのかどうかわかりませんが、
もし見ていたら「あのときのわたしです!」と連絡ください。
「あきら翔ぶ!!」を送ります!!
遠慮せずに言ってください。
「元気が出る絵」の展示をやってきましたが、本当に漫画家がやりたいことは、「漫画で」みんなに元気を送ることなんです!

…ただ、「あきら翔ぶ!!」は手元にもうほとんどないので、「オレも欲しい!」と大勢から言われても対応できませんのでご容赦くださいm(_ _;)m



もう一つ。 心配だったことがありました。

「仙台のイベントが終わったら『やりきった感』で満足するんじゃないか?」
と言うことです。
「違う。この企画が一段落しても、まだまだ支援は続けなければならないのだ」と、
頭では分かっていても、心がそうなるんじゃないかと心配していました。

でもそれは杞憂でした。仙台のイベントが終わっても、全く達成感もやりきった感もありませんでした。
とだが足を踏み入れたのは、仙台空港とその周辺、被災地のほんの一部に過ぎませんでしたが、
ガレキの山や、潰れたまま放置された車、水没した道路など、テレビでは伝わらない被災地の「空気」を肌で感じたことで、「まだ全然終わってない。まだまだずっと長く応援・支援しなくては!」と、
頭だけでなく、身体の芯からじわりと思いがこみ上げてきました。

「元気が出る絵with紙飛行機プロジェクト」は取り敢えずこれで終了しましたが、まだまだこれからも自分のできる範囲で、長く長く支援して行こうと強く思います。

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