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2011-04-12
春たけなわ
4/9に開催された「釣り人による義援金フリマ」では、
25万6437円の義援金が集まったそうです。
とだも協力できてよかったです。詳細はこちら→集計速報
後は一日も早く被災知で苦労されてる方に届くことを願います。
4月6日、春休みの最後に家族でふらっと花見に出かけました。
近くの酒屋さんで東北地方のお酒を探して目についたのがこのお酒。
「浦霞」の醸造元、株式会社佐原の季節限定のお酒「春酣(はるたけなわ)」
たまたま手にしたお酒でしたが、口当たりが良く、とても春らしい美味しいお酒でした。
毎年この時期は花見客で大賑わいの公園なのに、平日とは言え、夕方にかけてもほとんど人がいなくて、
我が家の4人と友人一人を入れても10人くらいしかいない寂しい花見でしたが、「春酣」を呑んでとてもスッキリした気持ちになれました。
こんなことは初めてだったので、蔵元の佐原さんにお礼のメールを送りました。
すると、きっとまだ復旧作業で大変な中、ご丁寧にお返事くださいました。
「東北のためにも自粛なんかせずに花見しよう!」って言うのはひょっとしたら非被災地の勝手な理屈なのかも?との思いもあったけど、
「自粛だけでは前に進めない」と言われました。
「春酣」でお花見したことを「社員全員の今後の頑張りに繋がります」ととても喜んでくださいました。
逆に「東京も大変なのに」とこちらのことまで気遣ってくださいました。
震災後もいつもと変わらぬ笑顔だった嫁さんが、
「ここ何日かでやっと気持ちが前に向いた気がする。
思えば『春酣』を呑んでからな気がする」
と言った。
わしも震災から今まで、やっぱり少なからず続いてた動揺した気持ちが、ようやく「無理せず前向きに」なれた気がする。 余震は続いてるけど、自分の仕事に集中できるようになってきた。
「春酣」ありがとう。
被災地のみなさんにも無理せず前向きな気持ちになれる日が訪れることを切に願います。
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